今年１月および３月にに幕張新都心（京成バス）と湘南台⇔慶応大学間（神奈川中央交通）を走る連節バスをご紹介しました。残っておりました神奈川県県央・厚木市を走る連節バスをご紹介します。
決して忘れていたわけではありません（汗）なかなか運行時間が関係し、取材に出掛けられませんでした。


　厚木バスセンターにて　車体を少し曲げた状況で・・・停車位置には白線が・・・

●路線の概要
路線名：厚１０５ツインライナー
区間：（小田急線本厚木駅）厚木バスセンター⇔厚木アクスト　
　　　　（急行便、ただし復路午前便４本のみ各停便　一般車両を使った急行・各停便もあり）
運行開始：２００８年２月
運行会社：神奈川中央交通（厚木営業所）
使用車両：メルセデス・シターロ
厚木アクストは東名高速厚木ＩＣ脇にあり、車の便は非常に優れている。しかし、就業人口増加により本厚木駅からの利用者が増えたことにより連節バスの登場となった。



　厚木アクスト（降車場）にて　画像左側には先行した車両が・・・

　厚木アクスト　メインビルをバックに・・・

●車両について
連接バス【概略編】（1/23）・【京成バス編】（1/23）・【神奈川中央交通編その１】（1/23）でも触れましたが、連接バスを日本国内で運行するためには各取り決め事項（法律）をクリアしないとなりません。特にヨーロッパの基準で製造されたメルセデス・シターロを輸入するに当たり、運行する神奈川中央交通・輸入し運行をサポートする三菱ふそうでは相当な苦労があったと聞いています。

後方から前方を望む

緊急時のガラス破壊用ハンマー


　非常口は天井に・・・

後部車両から運転士への連絡に・・・

間が空いてしまいましたが、現在国内で運行中の連接バスについて３箇所すべてお届けできました。この３例を元に連接バスを導入しようとしている地域もあると言われています。